
変形性股関節症でも改善の可能性はある?原因と考え方を理学療法士が解説|松本市・塩尻市
「変形性股関節症と診断されてしまった」
「このまま悪くなっていくのではと不安」
「手術しかないと言われたが、他に方法はないのか」
このようなお悩みを抱えている方は、松本市・塩尻市でも多くいらっしゃいます。
変形性股関節症という言葉を聞くと、「もう元には戻らないのでは」と感じてしまう方も少なくありません。

変形性股関節症とはどのような状態か
変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減ったり、関節の形が変化することで痛みや動きにくさが生じる状態とされています。
医学的には、加齢や負担の蓄積によって起こる変化と説明されることが一般的です。
また、女性に多い背景として「臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)」といって、股関節の受け皿が生まれつき浅い構造が関係している場合もあります。
なぜ進行してしまうのか
変形性股関節症は、単に「すり減っている状態」というよりも、
関節への負担と回復のバランスが崩れている状態
と考えることができます。
本来、私たちの関節は日常生活の中で多少の負担を受けても、休息や回復によってバランスが保たれています。
しかし、
・同じ部分に負担が集中する
・体の使い方に偏りがある
・活動量の低下によって代謝が落ちる
といった状態が重なると、回復が追いつかなくなり、徐々に負担が蓄積していきます。
見落とされやすい「悪循環」
変形性股関節症では、次のような悪循環が起こりやすくなります。
・痛みがある
・動くのが不安になり活動量が減る
・筋力や柔軟性が低下する
・さらに関節への負担が増える
このサイクルが続くことで、症状が進行してしまうケースも少なくありません。

改善の可能性があるケース
変形性股関節症と診断されても、すべてのケースで同じ経過をたどるわけではありません。
比較的初期~中期の段階で、
・炎症による痛みが主体
・動きの制限がまだ大きくない
といった場合には、体の使い方やバランスを見直すことで変化が期待できるケースもあります。
一方で、
・強い変形が進んでいる
・歩行が著しく困難
といった場合には、医療機関での評価や治療が優先されることもあります。
そのため、状態に応じた適切な判断が重要です。
アストケアでの考え方
アストケアでは、変形性股関節症を「股関節だけの問題」とは考えていません。
股関節に負担が集中している背景には、
・背骨や骨盤の動き
・全身のバランス
・日常生活での体の使い方
などが関係していることが多いためです。
そのため、
全身の状態を整えながら、股関節への負担を分散させていく
という視点で施術やアドバイスを行っています。
※本内容は一般的な運動器の知見および臨床経験に基づくものであり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
変形性股関節症でお悩みの方へ
変形性股関節症は、「進行していくもの」と言われることも多いですが、
体の状態や使い方によって変化の余地があるケースも存在します。
まずは、ご自身の状態を正しく知ることが大切です。
股関節の痛みについて、より詳しくまとめていますので、こちらもご覧ください。

